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2017年 04月 01日
司馬遼太郎の関ケ原がおもしろい
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秀吉の病没前後からはじまる歴史巨編。

治部少輔vs筆頭家老家康の戦いは、複雑な要因がからんでいたことがうかがい知れる。

中でも興味深かったのは、秀吉の正室北政所と、彼の側室淀殿それぞれを慕う諸侯の対立。

中巻ではいよいよ合戦の幕開けが始まろうとしている様子が描かれている。

上杉景勝討伐はいわば名目で、その実は三成をおびき出す陽動作戦だった。

東軍西軍どちらにつくか、各大名の中での意見が対立する様が描かれており、家の中で、例えば兄弟で東西別れることもあったようで、それぞれ密使を送り込んだりなかなか興味深かった。

尾張の国はもともと農家が多く、家康の構える城も、石垣を組んだ程度の簡素なものだったとかで、東軍に参集した諸大名の宿泊所の簡素なつくりに、各諸侯が戸惑うシーンはなかなかおもしろかった!
商人気質の秀吉の絢爛豪華な城とは好対照なものだったのも一興
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by uminee_san | 2017-04-01 10:58 | 読書