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2009年 06月 01日
地団駄は島根で踏め。

~行って・見て・触れる《語源の旅》~

わぐりたかし著
光文社新書
326ページ

地団駄は島根で踏め。_b0133440_10222776.jpg

タイトルに釣られて読んでみた。
最初はわがふるさとののことが書いてあるものかと思ったが、どうもそうではないらしい。
普段使われている慣用句の元となった土地を訪ね、その背景を探るという」ユニークな本書。
これらの語は、広辞苑やネットを使えばすぐに調べることができるが、実際にその発祥の地を行ってみないとわからないドラマが隠されていることに気づかされる。
その言葉がまったく逆のことだったり・・
ちなみに「地団駄を踏む」は、出雲平野を流れる斐伊川の上流で取れる砂鉄を使った製鉄の機械のたたらとふいごからきている。
本書の最初には実際に地団駄を踏んでいる著者の写真が!

by uminee_san | 2009-06-01 10:22 | 読書


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