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2010年 06月 18日
霧の旗
松本清張著
新潮文庫
354ページ

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殺人容疑で捕らえられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から
上京した。彼女は高名な弁護士大塚欽三に調査を懇願するが、すげなく断られる。
兄は汚名を着たまま獄死し、桐子の大塚弁護士に対する執拗な復讐が始まる・・・。



昭和36年に刊行された小説。当時の裁判制度を問いかける作品ではあるけれど、この
主人公の異常ともいえる行動がすごい!

by uminee_san | 2010-06-18 05:55 | 読書


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