2008年 05月 24日
椎名誠著 集英社文庫 264ページ 2008年2月25日第1刷 メコン河の上流、ラオスから河口のカンボジアまで、45日間にわたる著者の旅の記録。 メコン河は日本のそれとは様相がまったく異なり、かなりな激流で流れているということがよくわかりました。そして流域に生きる人々は、濁ったメコンを生活の糧として十分に活用していることも知りました。 水位が激しく上下するので、家屋が高床式であったり、またボートハウスタイプのものもあったりと、さまざま。豪快な漁業もさかんに行われているようですが、漁獲量の減少により養殖に頼った産業もさかんなようです。 東南アジアの湿っぽくて蒸し暑いイメージを常に頭の中に思い描いて読んでいました。
by uminee_san
| 2008-05-24 09:02
| 読書
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